世界初の 4K プロジェクター VPL-VW1000ES

4Kプロジェクターの映像を見てきました。
「もうここまで来たか」というか、驚きの高精細な画像でした。

サイズはVW-200を少し小さくしたような寸法です。
奥がVW-95ES、VW-30ESのホワイトバージョンです。
携帯のカメラで撮影した映像です、ご容赦下さい。
VPL_10000ES_FRONT.jpg

画質は、従来の4倍の画素数で描くので当然といえば当然ですが、言葉で表現すれば、視力が1.0から2.0になったような印象です。
(偏光レンズのクリアー感を増幅したような印象)
全体のS/N感がまるで違います。
透明度が上がり、色域に余裕を感じさせます。
輝度も十分で、黒についても申し分なく、全体のレンジが拡大されました。
全てにおいて、今までとまるで違うのです。
画の印象としては、フィルムの質感を再現するというまったりした方向性ではなく、リアルをイメージするモニターという印象で鮮鋭感もあり、画面の大きさに比例し迫力や力強さも加わり、惹きつける魅力のある映像でした。
リアル4kの素材はさすがに圧巻でしたが、我々には当分「おあずけ」のようです。
アップコンバーターはSONYオリジナルで、上下左右斜めの動きを予測する方式に加え、DRCの開発で蓄積されたデータベースを加えクリエーションするという説明でした。
最終ではないという前置きでしたが、わずかに分析的に感じるものの、ハツラツとした「気持ちいい」映像でした。
Q-001の時感じたジャギーはほとんどない印象でした。

「もうここまで来たのか」と親方がつぶやいていました。

DCF00005.JPG

VPL_10000ES_BACK.jpg

発売は年内、弊社試聴室には導入予定です。